10GHZ ガン発振式 ATV

 10.2GHz FM-ATV(F8W) の情報です。

  BS 放送受信用アンテナの改造と受信方法、ガン発振機、AV変調回路と送信機等の紹介をしています。

  10.2GHz の移動情報もアップしました。 ・・・ ここから見て下さい。


 ○ 10.2GHZ ガン発振機 ガンダイオード交換後の室内実験(5m) 動画 ・・・ ここから見てください。
 ○ 10.2GHZ ガン発振機 ガン ダイオードの交換 編 ・・・ ここから見てください。 
 ○ 10.2GHZ ガン発信機 受信(BSコンバーターの改造) 編 ・・・ ここから見てください。
 ○ 10.2GHZ ガン発振機 送信 編(自作) 編 ・・・ ここから見てください。
 ○ 10.2GHZ ガン発振機 室内テスト(動画有り) 編 ・・・ ここから見てください。
 ○ 10GHZ ATV 送信機 回路図 編 ・・・ ここから見てください。
 ○ 10GHZ ATV 受信機 回路図 編 ・・・ ここから見てください。
 ☆ 10GHZ のATVの製作及び測定に関して JA3CSS 局 (奈良の吉田さん)に大変お世話になっています。



ガン発振機 編 ガン ダイオードの交換 編
ガン ダイオードです。 ガン発振機から
ガンダイオードを取り外した所です。
ガン発振機に
ガンダイオードを取り付けました。
スペアナの様子です。
前回のガンダイオードと比べると
随分元気があります。


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受信機 編 BSコンバーターの改造 編

 BS衛星放送用コンバーターを
 改造して10.2GHZのATVを受信
 してみます。


 改造前の説明

 BS衛星放送コンバーターは
 通常12GHZ付近の電波を
 1.3GHZ付近に変更して
 BSデッキに入力しています。
 (上の説明図を参考にして下さい。)


 改造後の説明

 10.2GHZのATV信号を受信する
 にはBS衛星放送用のコンバーター
 の局部発信を10.678GHZから
 11.480GHZにすることで
 BS衛星放送用コンバーターの
 出力側に1280MHZの信号を
 出すことだできます。
 (下の説明図を参考にして下さい。)


 BS放送受信用アンテナ
 TDK BS−TA352 を改造して
 10.2GHZのATV信号を1280MHZ付近で
 受信できるように改造します。

 TDKのBSコンバーターの仕様書
  アンテナ部
    受信周波数範囲 : 11.71398〜12.00950GHZ
    アンテナ利得 : 31.5dBi
  コンバーター部
    出力IF周波数 : 1035.98〜1331.50MHZ
    電源電圧 : DC+15V±10%
  
改造するのはコンバーターの部分です。 コンバーターの調整ネジだけで
良い場合がありますが・・
私の場合は駄目でした。
パラボラからコンバーターを
外してみました。
調整ネジの位置です。
BSコンバーターの基板です。
中央の白い丸い「DRO」を削ります。
削る方法以外にも調整は可能です。
この「DRO」を少しずつ削って
局発の変更をします。
注意・・・削り過ぎると発振が止まります。
「DRO」を削る以外に下記の様な事も必要
細かい作業ですので注意が必要です。
BSコンバーターの出力周波数を
スペアナで測定してみました。
中央が1280MHZです。
バンドパスフイルター部分に0.5mmくらいな
銅線をL型に6本半田付けしてみました。
少し波形が高くなっています。
別のBSコンバーターのスペアナの
波形です。やっぱTDKのBSコンバーター
の方がすばらしいですね・・・

10.2GHZのATV
      の受信方法



 BSコンバーターの
 改造が出来ましたら
 10.2GHZのATV
 の電波を受信してみ
 ます。


上の図・・・
 1280MHZのATV
  トランシーバーの
  受信部を使って
  10.2GHZのATV
  信号を受信する
  方法です。


下の図・・・
 BSデッキを使って
 10.2GHZのATV
 信号を受信する
 方法です。


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10.2GHZ ガン発振式 送信機 自作 編
左上がビデオ回路
右下がオーデイオ回路です。
全体の様子です。
右上の3端子レギュレターの足を
間違えて代替部品で製作しました。
ケースに組み込んでみました。
JA1AKA 荒川OMによると
2SC3299には小さいヒートシンクが
必要・・との事、アルミ板で代用しました。
東芝のガン発信機です。 仮にケースに乗せてみました。
JA3CSS 吉田さん宅でガン発振機の調整
前のガン発振機の周波数です。
10.56GHZあたりで発振しています。
JA3CSS 吉田さん宅で調整
10.197GHZに発振
JA3CSS 吉田さん宅で調整中の様子
JA3CSS 吉田さん宅で調整中の様子 JA3CSS 吉田さん宅のカウンター
なんと・・10GHZが直読!!
JA3CSS 吉田さん宅のパワー計
ガン発信機のパワーを測定


室内テスト 編 送信・受信テスト 編
 室内実験風景です。
 パラボラまでの距離約2mです。
 1番下が1280MHZのATVトランシーバー
 その上がGigaSTのスペアナ
 その上が10.2Ghzのガン発振式送信機
 1番上はカメラです。
 TDK BS−TA352(改造)です。
 ビデオ信号とオーデイオ信号を入れて送信中のスペアナ表示です。

 室内実験の動画をアップしました。・・・ ここから見てください。
 
 (QuickTime Ver7.2 以降で見ることが出来ます。)
将来の10.2GHZのシステム図です。


10GHZ ATV 送信機 回路図


10GHZ ATV 受信機 回路図