インターフェース(I/F)の製作

 □ 文字・画像通信の運用のためのインターフェース(I/F)の回路を紹介しました。

  最近のパソコンにはCOMポートが無く「USBポート」が標準装備されています。
  沢山のホームページでUSBポートから直接動作する インターフェース(I/F) が紹介されていますが・・
  今回は 簡単に自作できる COMポートタイプ の インターフェース(I/F) の紹介です。

JF1VRU 澁谷 慎太郎 さんのインターフェースです。

   大変わかりやすく紹介されています。

   なお・・CQ Ham Radio 2009年 11月号はすでにバックナンバーとなりますので
       お手元に無いときはCQ出版のCQHamRadioのバックナンバーのページから購入できます。

 参考情報(CQHamRadioバックナンバー)→ http://www.cqpub.co.jp/cqham/cqhamwww/index.htm


   参考までに・・無線機は KENWOOD TS-830 をお使いのようですので今後この回路で
           インターフェースの製作をされるときは無線機のマイク入力のインピーダンス等
           は自分の無線機合わせる必要が出てくるかも?です。
実体配線図も JF1VRU 澁谷 慎太郎 さんからいただきました。
大変シンプルな構成で初心者の局にも作れそうに思います。是非挑戦してみてください。
部品表を JF1VRU 澁谷 慎太郎 さんからいただきました。

部品購入時に参考にして下さい。
PCインターフェース
使用部品 品番など 入手先
トランス T1,T2 SANSUI ST-32  A
フォトカプラー PC1, PC2 NEC PS2502-1 (I-01028) B
ダイオード D1, D2 1N4007 など (I-00934) B
抵抗 R1, R2 560Ω 1/4W B
可変抵抗 VR 10kΩ (P-01662) B
スイッチ SW1 トグルスイッチ 2回路2接点 (P-00224) B
マイクコネクタ 4Pジャック(使用マイクに合わせて変更) A
4Pプラグ(使用RIGに合わせて変更)   A
オーディオコネクタ 3.5φプラグ (PCマイク・スピーカー用) A
6φプラグ RIGのCWキージャックに合わせて変更) A
6φジャック (使用している電鍵に合わせて変更)   A
RS-232C オスコネクタ(使用ケーブルに合わせてオスメスを選択) A
ケーブル類 オーディオ用シールド線 A
RIGマイク用多芯シールド線 A
USBシリアル変換ケーブル (M-00720)
部品調達したSHOP
A:サトー電気
B:秋月電子


JF1VRU 澁谷 慎太郎 さんのインターフェースの回路を応用させてもらいました。
ICOM IC-706MKⅡ 専用インターフェースの試作機 2号機 の回路です。 フォトカプラ使用での回路
CWとData通信の切り替えSW(左) IC-706MKⅡ専用マイクコネクター IC-706MKⅡ専用マイクコネクター リレーを2個使って音声とDataを切り替えます。
IC-706MKⅡ用マイクコネクター 基板ボリュームでレベル調整します。 RS-232からの制御トランジスター2個です。 RS-232とモニター用ボリューム
12Vのリレーを使いました。(手持ちの都合) ラインフィルターのつもり・・?  モニター用IC LM386 です。
システム全体の様子


移動運用専用・・・ICOM IC-706MKⅡ 専用のインターフェース(I/F)
( JASTA から配布のインターフェース回路を使っています。)
パソコンのLANケーブルを使いました。 トランス式とリレーを使いました。
左右の金属BOXがLANコネクターです。
正面です。LEDは送信時に点灯します。


COMポート使用のインターフェース(I/F)の参考回路です。
上記の回路をCOMコネクターの中に
組み込んでしまいます。
COMコネクターの加工は後ろの
ピンジャック(メス)の部分の穴を
大きくするだけでです。
また最近のパソコンには
COMポートが無い事があります。
その時はUSB→COM変換を
使ってCOMポートが作ると簡単です。
上記のCOMコネクターを
USB→COM変換に接続してみました。
私は移動運用の時に使っています。
大変便利ですよ。
上記のインターフェース(I/F)のトランジスターを
フォトカプラに変更した回路です。
回路図 1 のリレー式回路です。
この回路ですとマイク回路を送信時にOFFにすることが出来ます。